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あうら橘 大浴場の露天風呂


大浴場「松緑(男湯)」の露天風呂

大浴場「松緑(男湯)」の露天風呂 昼


大浴場「松緑(男湯)」の露天風呂 夕暮れ

大浴場「松緑(男湯)」の露天風呂の滝口


大浴場「松露(女湯)」の露天風呂 昼


大浴場「松露(女湯)」の露天風呂 滝口

大浴場「松露(女湯)」の露天風呂 ステップ


大浴場「松露(女湯)」の露天風呂 手すり

 

2020年

神奈川県 箱根湯本温泉 あうら橘 大浴場「松緑」「松露」の露天風呂


経年劣化が進んだ元々の木製浴槽は、湯が湯船からあふれ出ず底から漏れてしまう状態に。補修をしても、また漏れてしまうため浴槽自体の交換となりました。湯船の形状は丸(女湯)と四角(男湯)、以前の浴槽と形も大きさも同じです。温泉の泉質は酸性硫酸塩泉のため、内部構造はFRPではなくステンレスを選択。外装の材質は框以外を石にして耐久性を持たせました。


女湯露天風呂の設置場所へはクレーンで直接浴槽を搬入できないため、男湯の方の露天風呂に一旦クレーンで釣り上げ、そこから館内を通り抜けて女湯まで運ぶ必要がありました。そのため、浴槽自体も搬入のために工場で二分割構造にて半完成させ、現場で溶接して仕上げることで一つの湯浴槽として完成させる方法をとりました。


また、浴槽の配管は浴槽の側部で繋ぐのが一般的ですが、こちらの現場では浴槽の下から出る形で配管が来ていました。この配管を側部に回すためには、配管周りまで解体する大掛かりな作業が発生してしまいます。それを回避するために、弊社では浴槽の底部を一旦配管のために部分的に開口し、浴槽を設置して管を接続した後に底部の開口を溶接して埋める方法を選びました。これを可能にするために浴槽の高さ自体も、人がまたいで入れるギリギリの高さに調整するなど、細部に配慮して作業を計画しました。


工期:10日間

設計:CMU

施工:CMU

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